奨学金の新設と拡充 成果報告

受給者レポート:熊谷奨学金

中島 慶子

神学研究科神学専攻2年

中島 慶子

 このたび、上智大学篤志家・熊谷奨学金をいただき、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。この場をお借りして、心から御礼を申し上げます。

 私はこれまで「生きる喜び」とは何かということを探究してきました。そのきっかけが、島根県津和野町にある“乙女峠”という場所で殉教をしたキリシタンとの出会いでした。私は、殉教という崇高な死に方を選んだ彼らの生き方に感動しました。そのときから私にとって「生きる喜び」は、神とともに苦しみを乗り越えたところにある心の平安であると考えるようになりました。

 この体験を経て、大学院では『乙女峠』を執筆した永井隆博士について霊性の観点から研究しています。絶望を経験した彼が神とのかかわりのなかで「生きる喜び」を得られたという点は、イエスの弟子たちやキリシタン、そして現代に生きる私たちにも通じるものがあると思います。これからも祈りながら、神の導きに従って研究をしてまいります。ありがとうございます。

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