奨学金の新設と拡充 成果報告

受給者レポート:学生寮奨学金

佐野 晴子さん

国際教養学部国際教養学科1年

佐野 晴子

故郷の復興を夢見て

 昨年11月に上智大学のキャンパスで行われたボランティア活動に参加しました。内容は、福島第一原発事故の影響で東京への移住を余儀なくされたお母様方とそのお子様と英語で歌を歌ったりゲームをしたりするというものでした。震災でつらい経験をしたはずの子どもたちなのに、彼らは私が想像していた子どもたちとは違い、明るく元気で、私のほうが勇気をもらった気がします。しかし中には震災の影響もあってか、自分の思いをなかなか口に出すことができなかったり他の子どもたちとの調和が取れなかったりする子どもたちもいました。

 今回、上智大学篤志家奨学金に採用されましたことを出資者の方々に感謝申し上げると同時に、今後はキャンパスという枠を超えて実際に仮設住宅や被災地に赴き、震災で心に傷を負ってしまった子どもたちとの交流の機会を増やしていきたいです。震災から4年が経とうとしている今も、私の故郷である宮城県を含む東北はまだまだ復興の途中です。

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